2016-12-06 『私は存在が空気』 中田永一 ** 存在感を消してしまった少女。瞬間移動の力を手に入れた引きこもり少年。危険な発火能力を持つ、木造アパートの住人…どこかおかしくて、ちょっぴり切ない、超能力者×恋物語。恋愛小説の名手が描く、すこし不思議な短編集。 (「BOOK」データベースより)湊かなえVS押切もえの話題が注目でしたが、この短編集も山周賞の候補作でした。候補としては十分ですが受賞はどうもねと。「少年ジャンパー」と「サイキック人生」が個人的には良かったかなあ。