『娼婦たちの暦』 津村節子 ***

『娼婦たちの暦』 津村節子 ***
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さまざまな事情から、夜ごと男たちに身を委ね、弄ばれ、肉体を切り売りしなければ生きていけない、哀れな女たち。外人相手の私娼お七、吉原に売られ、初めて客をとるかな、前借金2千円、年季5年で港町の廊に売られたちよ、進駐軍の客をとる女たち。悲惨な女たちの哀歌を、やさしい目で歌いあげた珠玉の短篇集。(「BOOK」データベースより)



2017-026