『土の記(下)』 高村薫 ***

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雨の下でにわか農夫はじっと息を殺し、晴れれば嬉々として田んぼへ飛び出す。大宇陀の山は今日も神武が詠い、祖霊が集い、獣や鳥や地虫たちが声高く啼き合う。始まりも終わりもない、果てしない人間の物思いと、天と地と、生命のポリフォニー
(「BOOK」データベースより)

丁寧で妥協しないお仕事です。そして出会えてそして読んで良かったと思える本です。
第44回大佛次郎賞

2017-030