『花を呑む』 あさのあつこ ***

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心が動かなくても人を殺れる。それが、おぬしの正体さ。同心、木暮信次郎、商人、遠野屋清之介、思わず息を潜めてしまう、因縁の二人。とろりと甘い匂い、口から溢れる深紅の牡丹、妾に怨み殺された男の怪異に挑む。
(「BOOK」データベースより)

伊佐治の家族がたっぷり登場でしたが、木暮信次郎の人物像がいまひとつつかみきれません。シリーズの新作を読む頃にはかなり忘れてしまっている老人には辛いところです。次も読みますけどね。

2017-045