『回帰 警視庁強行班係・樋口顕』 今野敏 **

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四谷にある大学の門近くで自動車の爆発事故が起こった。死者と怪我人を出したこの爆発は、やがて「爆弾」によるものだったことが判明する。宗教テロが疑われる中、軽視庁刑事部捜査一課の樋口顕は情報収集に動き出すが、上司である天童隆一管理官から「かつての部下、因幡が『テロを防ぎたい』という電話をかけてきた」と打ち明けられる。国際テロ組織に入ったとの噂がある因幡からの電話は、今回の爆発と関連しているのか?そんな最中、樋口の娘・照美がバックパッキングで海外に行きたいという。公安が乗り出す大がかりな捜査と家庭の間で奮闘しながら刑事は何を思うのか―。『隠蔽捜査』と並ぶ警察小説シリーズ、待望の最新作。(「BOOK」データベースより)

ありそうで、実はありえないお話かな。いつものように8割がた読んでいるところで、こちらの感覚では話は半分くらいの印象ですが、あっという間にすぱっと解決です。この軽さが今野さんらしい。

2017-056