『不発弾』 相場英雄 ***

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大手電機企業・三田電機が発表した巨額の「不適切会計」。警視庁捜査二課の小堀秀明は、事件の背後に一人の金融コンサルタントの存在を掴む。男の名は、古賀遼。バブル直前に証券会社に入社し、激動の金融業界を生き延びた古賀が仕込んだ「不発弾」は、予想をはるかに超える規模でこの国を蝕んでいた―!リストラ、給与カット、超過労働…大企業のマネー・ゲームのツケで個人が犠牲になる、そんなことは絶対に許さない。若き警察キャリアが、いま立ち上がる! (「BOOK」データベースより)


これまで読んだ相場作品ではNo1です。経済小説、警察小説 etcいろんな顔をもった作品ですが、ピカレスク小説としての魅力が私には一番響いてきました。登場人物それぞれも魅力があって一気読みでした。

2017-057