『誘拐ラプソディー』 荻原浩 ***

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スリルとサスペンス、ユーモアとペーソス、エンターテインメント小説のすべての要素がてんこ盛りにかかわらず、胸やけするどころか胸がジーンとなること必至。本書を読まずして「誘拐ラプソディー」は語れない。今世紀最高のコミック・ノヴェル!(「BOOK」データベースより)

涙はしないけど、読み終わった時の幸福感は十分でした。わかっている展開で落としどころも想像を越えることはないのだけれど荻原さんの筆にやられました。

2017-074