『桃ノ木坂互助会』 川瀬七緒 ***

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のどかだった町は、すっかり変わってしまった―。移り住んできたよそ者たちの度重なるトラブルに頭を抱えていた桃ノ木坂互助会会長の光太郎。元海自曹長でもある彼は、悪い芽は早く摘まねばと、町に害を及ぼす人物を仲間たちとともに次々と町から追放することに。次なるターゲットは、大家とトラブルを起こしていた男、武藤。しかし、男を狙っていたのは光太郎たちだけではなかった。とある事件を機に、互いの思惑は狂い始め…。江戸川乱歩賞作家の新機軸ミステリー。(「BOOK」データベースより)

読み始めは『三匹のおっさん』のバリエーションかなと思っていたのですが、殺人がからんできて「あれれ」となって最後は川瀬七緒さんらしいなという印象です。黒幕の正体は……、そう言えば川瀬さんは乱歩賞作家でしたね。

2017-089