『月の満ち欠け』 佐藤正午 ***

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新たな代表作の誕生! 20年ぶりの書き下ろし
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる──目の前にいる、この七歳の娘が、いまは亡き我が子だというのか? 三人の男と一人の少女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく。この数奇なる愛の軌跡よ! さまよえる魂の物語は、戦慄と落涙、衝撃のラストへ。(「BOOK」データベースより)

人物関係を書き出しておかないと頭が混乱してしまう。いかにも佐藤正午さんらしい作品でした。混乱しながらも満足して本を閉じました。さて直木賞はとれるかな。
第157回直木賞受賞

2017-090