『遣手―吉原裏同心(六)』 佐伯泰英 ***

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新角楼で遣り手のおしまが何者かに殺され、金子が紛失した。吉原会所の用心棒・神守幹次郎は、おしまの息子と振袖新造を下手人と突きとめ、始末をつけた。その後、幹次郎は、おしまの生まれ在所に遺髪を届けたいという会所の頭取と妓楼主に同道。信濃国へ向かう峠路で襲いかかる武芸者たちに、幹次郎の裂帛の気合いが木霊し、眼志流の秘剣「横霞み」が冴える(「BOOK」データベースより)



2017-092