『遠縁の女』 青山文平 ***

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『機織る武家』血の繋がらない三人が身を寄せ合う、二十俵二人扶持の武家一家。生活のため、後妻の縫は機織りを再開する。『沼尻新田』新田開発を持ちかけられ当惑する三十二歳当主。実地検分に訪れた現地のクロマツ林で、美しい女に出会う。『遠縁の女』寛政の世、浮世離れした剣の修行に出た武家。五年ぶりに帰国した彼を待っていたのは、女の仕掛ける謎―。直木賞受賞作「つまをめとらば」に続く清冽な世界。傑作武家小説集。(「BOOK」データベースより)


青山文平さん、三冊目です。中ではこれが一番良かったのですが、レビューでも同じ評価の読者さんがいました。三編とも女性が魅力的。しかし、装丁は……

2017-101