毎夜、同じような悪夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことで性的興奮を覚えるという夢だ。その夢はまるで自分がやったかのような錯覚に陥るほど、リアルなのだ。ある日、自分が見た夢と同じ殺人事件の犯人がつかまったニュースが流れた。そこには自分と同じ顔の、違う名前の男が映っていた―。行き止まりの人間たちを描いた全九篇。(「BOOK」データベースより)
それぞれは質が高いとはいえ、さすがに同じような短編を続けて読むと読む側のモチベーションも続きませんね。一日一編くらいのペースが気分もリセットされて良いかもしれません。読み方を間違ったようです。
2017-199