『屍人荘の殺人』 今村昌弘 ***

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神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。緊張と混乱の一夜が明け―。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった…!!究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!(「BOOK」データベースより)


鮎川哲也賞作品が本屋大賞候補?ということで読んでみました。ベタなタイトルと思って読み始めると、なんだこれは?と。読み終える以前にどちらからも中途半端という批判はあるだろうと予想できました。本格推理としての出来栄えは興味の対象外なので分かりませんが、実力派の作家さんであろうと推理?しました。

2018-012