『黄金伝説』 半村良 **

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政財界の黒幕として君臨する怪人物栗栖重人を追う新聞記者佐々木は、ある日、国会周辺から怪光を発して飛び立つ円盤を発見した。一方、青森県亀ケ岡から出土した火焔土器と遮光器土偶の謎に導かれた湯平弥市らは十和田湖畔の大洞窟に眠る莫大な黄金にたどりつく。やがて円盤と黄金は、意外な接点を見せ始めた…。(「BOOK」データベースより)


直木賞候補(翌年受賞はSFではない作品)ですが、1973年(昭和48年)発表の伝説シリーズ第1作。さすがに古いかな、タバコがハイライト、「放射能を浴びる」とか……。最後に謎が回収されるのではなく得意の発散状態で終了。

2018-053