『想い人』 諸田 玲子 ***

 

想い人 あくじゃれ瓢六

想い人 あくじゃれ瓢六

 

 八年前の天保九年の大火で、恋女房のお袖とお腹の子が、行方知れずに―。少しずつ、気力を取り戻していた瓢六のもとに、「梅の木を眺めている女がお袖にそっくりだった」という話が届く。瓢六の心は、お袖と、武家の女性・奈緒の間で揺れ動く。島流しから江戸にもどり、妻との再会を願う武士など、魅かれあえども結ばれない男女を描いた、「人を想う」ことの哀歓を情感豊かに描き出したシリーズ最高傑作!元悪党にして稀代の色男の「人生の決断」、人気シリーズ第六作。 (「BOOK」データベースより)

 

ひょっとして、これでシリーズ終了かな?いや違うか。

2019-16