『歪んだ波紋』 塩田 武士 *

 

歪んだ波紋

歪んだ波紋

 

 「誤報」にまつわる5つの物語。新聞、テレビ、週刊誌、ネットメディア―昭和が終わり、平成も終わる。気づけば私たちは、リアルもフェイクも混じった膨大な情報に囲まれていた。その混沌につけ込み、真実を歪ませて「革命」を企む“わるいやつら”が、この国で蠢いている。松本清張は「戦争」を背負って昭和を描いた。塩田武士は「情報」を背負い、平成と未来を描く。全日本人必読。背筋も凍る世界が見えてくる。(「BOOK」データベースより)

 

塩田さんは『罪の声』が面白かったので、ほぼ全作品を読んでいたのですが、これで終わりにします。『罪の声』だけが面白かったようです。

 

2019-63