『狂花一輪 京に消えた絵師』三好 昌子 **

叔父のもとで成長した若き藩士、木島龍吾の目は、生まれながらに色を見る力を持っていなかった。その龍吾に、先代藩主は、実の父、兵庫の捜索を命じる。兵庫は出奔後、京で水墨画の絵師浮島狂花として生きていたが、贋作事件を起こして、行方知れずになっていた。狂花の弟子たちを訪ね歩くうちに、龍吾は事件に隠された真相と、狂花の絵の中にある真実を見抜く。それは、兵庫が龍吾と同じ目を持つ証でもあった。 (「BOOK」データベースより)

 

鮮やかな赤がモノクロでは真黒 になるのか、モノクロTV時代はたしかに、色合いよりもTVでどんな画像になるかで衣装を選択していたと回顧番組で言っていたような記憶があります。

 

2019-172