『悪党町奴夢散際』 乾 緑郎 ***

a21966a0

慶安三年、町人の悪党集団「町奴」の頭領・幡随院長兵衛が何者かに殺された。対立する旗本の悪党集団「旗本奴」の頭領・水野十郎の仕業ではないかと疑う町奴側は報復を画策。お菊という女をめぐって両者の関係はさらにこじれ、楊枝屋の女侠客お吟、凄腕女剣士の佐々木累らを巻き込んで、全面抗争へと発展していく。一気読み必至の痛快時代小説! (「BOOK」データベースより)


時代小説のようで心配したのですが、今回も乾緑郎さんの世界を堪能できました。現実と空想が入り混じったような不思議な味わいがあります。次はどんな世界を見せてくれるのでしょうか。

2019-005