府中宿で久慈屋の荷が襲われた騒ぎの真相が明らかになると、北町奉行・榊原は同心の木津親子を呼び出した。一方、雨の降り続く高尾山ふもとに到着した小籐次一行だったが、薬王院の跡目争いの背後に渦巻く怨恨により、駿太郎ら少年たちの身にも危険が迫る―高尾の山中で、猿と“鼠”を従えた小籐次の竹トンボが鋭く舞う! (「BOOK」データベースより)
2020-98
禁裏の刺客・不善院三十三坊を斬った幹次郎。その直後から、禁裏と、ある西国の雄藩の影が祇園の町にちらつきはじめる。両者の暗い思惑を断つべく幹次郎は、入江同心と共に思いがけぬ場所へと潜入する。吉原では、澄乃と身代わりの左吉の必死の探索によって、吉原乗っ取りを企てる一味の正体へ少しずつ近づくのだが―。いよいよ決戦前夜か、手に汗握る展開! (「BOOK」データベースより)
2020-95
黒蛇頭の内紛に巻き込まれ、名もなき邨で鉄格子の檻に囚われた藤之助。痩せゆく腕で懸命に脱出を試みるが…。一方、南洋に初交易に出ている玲奈は、幼き日に生き別れた父ドン・ミゲルの消息を聞く。遠くマラッカの地で、念願の父娘再会を果たせるのか!?読み逃すまいぞ、大注目の第18巻。 (「BOOK」データベースより)
2020-92