2013-01-01から1年間の記事一覧
読み始めは、これが一時夢中で読みまくった半村良だろうかという感じがしていた。中頃からこれは間違いなく「半村節」だと思った。思わぬ拾い物。
幻想というより、妄想。
コンピュータ関連で?て感じはあったが、大当たりかなと想いつつ読み進んだ。ところが謎解きが始まると手品の種明かしのような、なんだそんなことなの!となってしまった。
タイトルからはつまらない本という予想だったが、結構楽しめた。構成が複雑なので後半迷子になりそうだったが何とか読了。「らしさ」は少ないがシリーズ1作目よりは面白くなっていると思う。次作も期待できるか。
『テロルの決算』以降よく読んできたノンフィクション作家ですが、カメラと写真に興味がないのと作者の思い込みの強さが逆に入り込めないところがあった。それでも十分読み応えはあるのですが。
第16回(2003年) 山本周五郎賞受賞 『魍魎の匣』は読むのがつらい作品でしたが、こちらはどんどんページが進んでいく感じ。なにが違うのか。
ある程度予想してはいたのですが、『旅屋おかえり』『永遠をさがしに』 に肩をならべるつまらない作品かなあ。当たり外れの差が激しすぎますね。
東京に封じ込め可能かという疑問もあるが、面白く読めました。テレビや映画の原作としては、金がかかりそうですね。映像向きとは思いますが。
2013-03-26 『三匹のおっさん』 2013-03-31 『図書館戦争』 2013-06-12 『空飛ぶ広報室』『三匹のおっさん』のあとは、我慢して何とか読みきったがもう限界です。
再読。
再読。
再読。
再読。
独立した短篇というわけではなく、一部は関連している。短篇ではかなり印象が変わって、残酷な部分と凝ったトリックが強調された様に思う。本格好きにはたまらないのでは。
三課の刑事を主人公にしたことと、相棒を若い女性刑事としたことでマンネリに陥ることなく、今野ワールドを楽しめました。人気シリーズになってくれますように。
警察内部の暗闘、BSE、食肉偽装と安易な組み合わせとも思えるが、上手くまとまって謎解きでがっかりさせられることもなかった。楽しめました。次は「血の轍」かな。
再読。
再読。 定期的に、リスベットに会いたくなる。
さすがに、少しダレてきたかな。人事移動とか空気を入れ替えないと、どうしてもマンネリになるね。
短篇は良いなあ、長編は息切れが多いと思う。 隠蔽捜査のシリーズは例外的にokかな。
第131回(平成16年度上半期) 直木賞受賞 第17回(2004年) 山本周五郎賞受賞「黄色い牙」志茂田景樹もマタギ、直木賞だが。あまり覚えていない。これは面白く読み進んでいたのだが最後でがっかりしてしまった。
角田さん4冊目。中間あたりでギブアップしようと思ったが、その後引き込まれて読了。まだ角田さんの全貌が見えません。スタイルが変幻自在?
第12回(1999年) 山本周五郎賞少年少女物は苦手なのだが、これは良かった。
第41回江戸川乱歩賞,第114回直木賞。 乱歩賞としてはかなり出来の良い作品かなあ。直木賞も受賞しているように魅力的な作品でどんどん読ませる力があった。ところが最後の犯人の語りであかされる動機や謎が少し作られ過ぎた感じがする。
すべてが上出来な一冊。それが欠点かなぁ。
読むのに苦労した。快調に読み進めることができそうと思っていたら どんどん読書速度が落ちてしまった。何とか読了。
第22回伊藤整文学賞。 角田さん3冊目。やっと満足(読んだことを後悔しない)できる作品。 もう少し読んでみよう。
笑酔亭梅寿のシリーズのような短編集と思って読み始めた。各編が独立しているが、同じ様な話が続いていて後半は飽きてしまった。
第149回直木賞受賞作 面白く読めた。女性作家、新潮社、短編集と共通の『ジヴェルニーの食卓』原田マハとの大きな違いは、ラブホテルが題材の大衆小説ということか。直木賞は「大衆文芸中最も優秀なるものに」ということで。 『ジヴェルニーの食卓』は印象派…
勝率5割くらいかな。表題作は良かった。