2013-01-01から1年間の記事一覧

『紙の月』 角田光代 **

第25回柴田錬三郎賞 話に入り込めないうちに、終わってしまった。残念。

『見知らぬ妻へ』 浅田次郎 ***

再読。

『パーク・ライフ』 吉田修一 **

良くも悪くも「芥川賞」だなぁと。

『ヘッドライン』 今野敏 **

読んでいてちょっと恥ずかしい感じがする。 真面目になんの疑問もなく西部警察というか、ね。

『スクープ (集英社文庫)』 今野敏 ***

何となく読みつづけているなあ。どうしよう。 隠蔽捜査と安積班シリーズにしぼるかな。

『人質の朗読会』 小川洋子 **

小説の構成は朗読会だが、どの朗読も小川さんのカラーが濃く朗読会という設定が生きていなような気がする。

『リアル・シンデレラ』 姫野カオルコ ***

直木賞の候補になった時の、宮部みゆきさんの選評にひかれて読んだ。あの選評のあとに感想はいらないでしょう。

『かなたの子』 角田光代 **

第40回泉鏡花文学賞 作者の作為がみえすぎる感じがして、入り込めない所があった。上質な小説ですが、今の私にはあわないようだ。

『歪笑小説 (集英社文庫)』 東野圭吾 **

感想を書くまでもないかな。シリーズは暇つぶしに良。暇つぶしならというレベル。 短編集と長編の違いはあるが、内幕ものでは、昔読んだ『大いなる助走』筒井康隆はもっと毒気がたっぷりだった。

『クローズアップ (3) スクープ』 今野敏 ***

時々遭遇する「尻切れ?」と思ったがなんとか上手くまとまったようだ。 久しぶりの今野作品だったが、会話と改行が多いせいか、単行本一冊がまるで短篇のような。

『奸婦にあらず』 諸田玲子 ***

第25回新田次郎文学賞受賞。 賞の対象が「歴史、現代にわたり、ノンフィクション文学、または自然界を材の取った作品」ということでもあるように、これまで読んできた諸田作品とは傾向が異なっている。好みもあるがシリーズ物の軽い雰囲気がいいなあ、受賞す…

『母性』 湊かなえ ***

読み終えてしばらく湊さんはいいかな。面白いし読んだことに後悔はないが、too mutch!

『べっぴん―あくじゃれ瓢六捕物帖』 諸田玲子 ***

連作短篇というより長編のような構成で『こんちき』で感じた不安はなくなったけど。

『こんちき あくじゃれ瓢六』 諸田玲子 **

やはり、男が主人公では書きにくい所があるのかな。

『あくじゃれ瓢六』 諸田玲子 ***

あらすじを読むと面白いとは思えないのに、読ませてしまうのは何故。

『地虫鳴く 新選組裏表録 (集英社文庫)』 木内昇 ***

第二作。新選組の主要人物に焦点を当てている。

『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下』 スティーグ・ラーソン ***

再読

『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上』 スティーグ・ラーソン ***

再読

『新選組 幕末の青嵐 (集英社文庫)』 木内昇 ***

これが、第一作とは思えない作品で、新選組、そして青嵐をいろいろな登場人物の視点から書いてみせている。作品全体を木内さんの通奏低音が支えている印象がある。

『ジヴェルニーの食卓』 原田マハ ***

脱帽です。

『来春まで お鳥見女房』 諸田玲子 ***

次は『あくじゃれ瓢六捕物帖』シリーズかな。

『空飛ぶ広報室』 有川浩 **

第148回直木賞候補ということで、手に取ってみたのですが、自衛隊が舞台というだけで直木賞は無理ですね、選考委員のあの人とあの人が反対するでしょうから。 読後感は、『海賊とよばれた男』に似てました。視点が一方からのみという批判は受けるでしょうね…

『幽霊の涙―お鳥見女房』 諸田玲子 ***

『夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)』 森見登美彦 *

第20回(2007年)山本周五郎賞。 山周賞シリーズ読書が不作続きだ。久世さんよりもまだひどい。これを受賞作とした選考委員は責任ををとって…… ファンタジーノベルやSFは首から上で理解は出来ても、首から下、下半身を熱くするパワーのある作品は少ないよ…

『一九三四年冬‐乱歩』 久世光彦 *

第7回(1994年)山本山本周五郎賞 久世さんの、乱歩に対する想いは痛いほど伝わってくる。それが少しも共感できないのが残念だった。個人の想いを普遍化出来ないまま書いてしまえば、只の自慰行為。

『巣立ち お鳥見女房』 諸田玲子 ***

『鷹姫さま お鳥見女房』 諸田玲子 ***

『狐狸の恋―お鳥見女房』 諸田玲子 ***

『リング』 鈴木光司 **

今更と思うのですが、読んでみました。そこそこ楽しめましたが、続編に手が伸びるほどではありません。映像をプラスすると、仕上がりは良くなるかも。テレビ版『ランゴリアーズ』のように。

『ぬけまいる』 朝井まかて **

最近のはやりでしょうか?この装丁。内容も、もっとブラックな味付けがほしいな。