『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 *

a21966a0
期待が大きかった分、落胆もけっこうなレベルでした。本格ミステリーとしての評価は高いのでしょうが400ページを越える無駄な読書の疲れはダメージがでかい。思わせぶりなタイトルから受ける印象とかけ離れた軽い文章です。良かったのは「このミステリーがすごい!」と「本格ミステリ・ベスト10」は読書の選択の基準から外しても良いと分かったこと。