『どこかでベートーヴェン』 中山七里 ***

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ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、高校時代に起きた殺人事件のことを思い出す。岐阜県立加茂北高校音楽科の面々は、九月に行われる発表会に向け、夏休みも校内での練習に励んでいた。しかし、豪雨によって土砂崩れが発生し、一同は校内に閉じ込められてしまう。そんななか、校舎を抜け出したクラスの問題児・岩倉が何者かに殺害された。警察に疑いをかけられた岬は、素人探偵さながら、自らの嫌疑を晴らすため独自に調査を開始する。 (「BOOK」データベースより)

高校時代の岬洋介が同級生によって語られます。演奏部分はいつもの中山ぶしです。殺人事件の動機と方法には疑問が残りましたが、若い岬の紹介がメインということで。