『寄居虫女』 櫛木理宇 **

a21966a0

平凡な家庭の主婦・留美子は、ある日玄関先で、事故で亡くした息子と同じ名前の少年と出会い、家に入れてしまう。後日、少年を追って現れたのは、白いワンピースに白塗りの厚化粧を施した異様な女。少年の母だという女は、山口葉月と名乗り、やがて家に「寄生」を始める。浸食され壊れ始める家族の姿に、高校生の次女・美海はおののきつつも、葉月への抵抗を始め…。
(「BOOK」データベースより)

巻末にある参考文献で元になった事件があることを知りました。ワイドショーねたには興味がないのです。参考文献に佐木隆三の本が二冊もあって、オイオイ大丈夫ですかと。佐木氏の的外れなコメントに呆れてるので。ジャンルはホラー小説ですかねえ?ちょっと違うかなあ。安易に実在の事件を題材にするのは好きではないです。