『殺戮にいたる病』 我孫子武丸 **

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永遠の愛をつかみたいと男は願った―。東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。(「BOOK」データベースより)

ホラー・ミステリーとしての出来上がり、そして叙述トリックも素晴らしいのでしょう。ですが、発売日が1994年ということで残念ながら時代を感じてしまいました。タイトルも。

2017-058