『やみ窓』 篠たまき ***

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第10回『幽』文学賞短篇部門大賞受賞。くたびれた団地の窓の向こうから、かさり…かさり…と何かがやって来る。今夜も一瞬も気を抜けない闇の取り引きが始まる―。寄る辺ない“怖さ”を巧みに描いた受賞作の「やみ窓」をはじめ、書き下ろし3篇を加えた連作短篇集。(「BOOK」データベースより)

発想がユニークで面白く、連作具合も良かった。こんな作品を世に出していた『幽』文学賞はもう無いのですね。

2017-072