『京の縁結び 縁見屋の娘』 三好昌子 ***

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「縁見屋の娘は祟りつき。男児を産まず二十六歳で死ぬ」―江戸時代、京で口入業を営む「縁見屋」の一人娘のお輪は、母、祖母、曾祖母がみな二十六歳で亡くなったという「悪縁」を知り、自らの行く末を案じる。謎めく修行者・帰燕は、秘術を用いて悪縁を祓えるというが…。縁見屋の歴史と四代にわたる呪縛、そして帰燕の正体。息を呑む真実がすべてを繋ぎ、やがて京全土を巻き込んでいく。(「BOOK」データベースより)


『このミステリーがすごい!大賞』の優秀賞だとすると題名が変だなあと思って読みはじめる。時代小説のフォーマットかなと、読み続けると「あれ!ファンタジー?」、そうか「時代ファンタジーミステリー」かと思いつつ読み終わる。これで『このミステリーがすごい!大賞』応募はどうなの?まあ優秀賞も受賞し「面白かった」のでいいか。

2017-105