『元禄お犬姫』 諸田玲子 ***

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中野で犬小屋支配の助役を勤める森橋家の娘・知世は、母の療養のため、祖父、弟ともども小石川の剣術稽古場・堀内家の離れに移り住む。彼女は、どんな犬でも手なずけてしまうことから「お犬姫」と呼ばれている。家族や道場の人びととの語らい、仇を追う浪人への恋心、盗賊一味との対決、そして忠臣蔵事件。知世の周囲で織りなされる、さまざまな人間模様、犬模様を、やわらかに、あたたかく描いた時代小説。 (「BOOK」データベースより)


諸田さんの作品は、いろいろ読んでいますが諸田さんは時代小説の作家であって歴史小説はちょっと違うんじゃないかと思っています。やはり『狸穴あいあい坂』や『お鳥見女房』のシリーズが読みたいなと思います。あと『天女湯おれん』かなあ。

2018-099