『師匠、御乱心! 』 三遊亭 円丈 ***

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「もう決めた、あたしゃ、伝家の宝刀を抜く!」昭和五十三年、名人・三遊亭円生が、落語協会の方針に異を唱え、一門を率いて協会を脱退するという大事件が起こった。一番驚いたのは、他ならぬ円生の弟子たちである。寝耳に水の師匠の決断。寄席への出演も差し止められ、一門の前途は真っ暗に!弟子たちに広がる疑心暗鬼。崩壊する師匠との絆、そして訪れる突然の別れ。落語界を揺るがした大騒動の一部始終を内側から描いた問題作。騒動の後日譚と、三遊亭円楽小遊三両師を招いて四十年後の本音を語った「三遊鼎談」を新たに収録。(「BOOK」データベースより)


円生は落語は名人だったが一門を束ねる師匠としてどうなんでしょう、先代圓楽は見るからに性根の腐ったという雰囲気はあったね。楽太郎はその後博士号を金で買ったのがバレて恥かいたよね。なんか分からないけど人柄の悪そうだなと思っていた円窓さんは円丈さんによればそのまんまな人らしいね。談志も志ん朝も泥舟から逃げる嗅覚はあったようでメデタシメデタシ。

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