『ドライブインまほろば』 遠田潤子 **

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奈良県南部の秘境の村を通る峠越えの旧道沿いで、細々と営業を続ける「ドライブインまほろば」。ある日、憂と名乗る少年が幼い妹を連れて現れ、「夏休みが終わるまでここに置いてください」と懇願する。一人娘を喪った過去を持つ店主の比奈子は、逡巡の末、二人を受け入れた。だが、その夜更け、比奈子は月明かりの下で慟哭する憂に気付く。震える肩を抱きしめる彼女に、憂は衝撃の告白をはじめた…。 (「BOOK」データベースより)


憂がスーパーすぎて納得できない所がありました。帯からすると心震える再生の物語なのでしょうが、最後は「はーそうですか」状態でした。遠田潤子さんの本はほとんど読んでいるほどのファンですが、これはちょっと。

2018-190