『御宿かわせみ (31) 江戸の精霊流し』 平岩 弓枝 ***

 

御宿かわせみ (31) 江戸の精霊流し (文春文庫)

御宿かわせみ (31) 江戸の精霊流し (文春文庫)

 

 先頃、業者の紹介で「かわせみ」にやって来た女中のおつまは二十五歳、無口だが気がきき、勤めぶりにかげひなたがなかった。盆休みに故郷へ帰ったはずのおつまだったが、浅草界隈で男と一緒のところを目撃されてしまう。流されるように生きていく女の哀感を江戸の風物詩とともに描いた表題作ほか全八編。不朽の人気シリーズ。(「BOOK」データベースより)

 

2019-73