『里奈の物語』鈴木 大介 ***

 

里奈の物語

里奈の物語

 

 

 

物置倉庫で育った姉妹は、朝の訪れを待ちわびた。幾つもの暗闇を駆け抜けた先に、少女がみつけた希望とは―。ルポ『最貧困女子』著者が世に放つ、感涙の初小説。

(「BOOK」データベースより)

 

ノンフィクションと創作(小説)の中間くらいの作品と思いました。ノンフィクションよりは、小説というクッションがあるのかな。

 

 

2020-008

『罪の余白』芦沢 央 ***

 

罪の余白

罪の余白

 

 高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤は受け止められずにいた。娘は、なぜ死んだのか。自分を責める日々を送っていた安藤の前に、加奈のクラスメートだった少女が現れる。彼女の協力で娘の悩みを知ったとき、待っていた現実とは―。大切な人の命を奪われたとき、あなたはどんな償いを求めますか。第3回野性時代フロンティア文学賞受賞作。 (「BOOK」データベースより)

 

 エネルギーは感じるのですが。wikipediaによるとメディア出演は「宮崎美子すずらん本屋堂」「王様のブランチ」2回だそうです。私は対象外の読者のようです。

 

2020-007

『黒鳥の湖』宇佐美まこと ***

 

黒鳥の湖

黒鳥の湖

 

 拉致した女性の体の一部を家族に送り付け楽しむ、醜悪な殺人者。突然、様子のおかしくなった高校生のひとり娘。全ては自らが過去に犯した罪の報いなのか―!?推理作家協会賞受賞作家が、人間の悪を描き切った驚愕のミステリー! (「BOOK」データベースより)

 

 

 

2020-006

『暗約領域 新宿鮫XI』 大沢在昌 **

 

暗約領域 新宿鮫XI

暗約領域 新宿鮫XI

  • 作者:大沢在昌
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2019/11/19
  • メディア: 単行本
 

信頼する上司・桃井が死に、恋人・晶と別れた新宿署生活安全課の刑事・鮫島は、孤独の中、捜査に没入していた。北新宿のヤミ民泊で男の銃殺死体を発見した鮫島に新上司・阿坂景子は、単独捜査をやめ、新人刑事・矢崎と組むことを命じる。一方、国際的犯罪者・陸永昌は、友人の死を知って来日する。友人とは、ヤミ民泊で殺された男だった―。冒頭から一気に読者を引き込む展開、脇役まで魅力的なキャラクター造形、痺れるセリフ、感動的なエピソードを注ぎ込んだ、八年ぶりのシリーズ最新作は、著者のミステリー&エンターテインメント作家としての最高到達点となった!(「BOOK」データベースより)

 

やはり、ロケットオッパイはあったほうが良かろうと。年齢のせいか、少し説明がくどいような気がする。もう新宿鮫シリーズしか大沢さんの本は読んでいないのですが、まだ続くのかな「新宿鮫シリーズ」。

 

2020-005

『ミレニアム 6 下: 死すべき女』 ダヴィド ラーゲルクランツ *

ミレニアム 6 下: 死すべき女

ミレニアム 6 下: 死すべき女

 

 ロシアにいたカミラはリスベットの命を奪うため、ストックホルムへ赴いた。リスベットはその動きをつかみ、ストックホルムに戻る。ミカエルはリスベットの協力を得て、死体で発見された男の身元を解明することに成功した。さらに彼は、男と国防大臣の周囲で起きた悲劇と奥深い謀略の核心に迫っていく。だが、ミカエルにカミラの黒い影がしのび寄る。彼を利用してリスベットをおびき出そうというのだ。リスベットは即座に行動を起こす。ミカエルを救い、宿敵カミラと決着をつけ、自らの過去に終止符を打つために。果たしてカミラとの闘いの行方は?そして明かされるリスベットの父親ザラチェンコの秘密とは?意想外の展開で描く驚異の6部作、完結篇! (「BOOK」データベースより)

 

すっきりしました。これ以上もやもやしながら読書を続けることもない。ミレミアム6の良い所はこれで終りということ。しかし、リスベットもミカエルも脇役。副題は「浮浪者の秘密」かよ。

 

2020-004

 

『ミレニアム 6 上: 死すべき女』 ダヴィド ラーゲルクランツ **

 

ミレニアム 6 上: 死すべき女

ミレニアム 6 上: 死すべき女

 

 ストックホルムの公園で、身元不明の男の死体が発見された。男の頬は黒ずみ、真夏にもかかわらずダウンジャケットを着ていた。そして奇妙なことに、ズボンのポケットにはミカエルの電話番号が書かれた紙切れが入っていた。法医学者の女性はミカエルに、男は殺された可能性があると告げた。ミカエルは調査を始め、男に大声でわめかれていたという女性評論家から、そのときの様子を聞いた。男は国防大臣について何かまくし立てたという。ミカエルはリスベットに男の資料を送り、調査を移頼する。そのころリスベットは、ストックホルムのマンションを引き払い、彼女の命を狙う双子の妹カミラを追っていた。今世紀最高のミステリ・シリーズ、ついにクライマックスへ! (「BOOK」データベースより)

 

2020-003

『抵抗都市』 佐々木 譲 **

抵抗都市

抵抗都市

 

 日露戦争終結から十一年たった、大正五年。ロシア統治下の東京で、身元不明の変死体が発見された。警視庁刑事課の特務巡査・新堂は、西神田署の巡査部長・多和田と組んで捜査を開始する。だがその矢先、警視総監直属の高等警察と、ロシア統監府保安課の介入を受ける。そして、死体の背後に、国を揺るがす陰謀が潜んでいることを知る―。警察小説の旗手として不動の人気を誇る著者が「今の日本への問題意識を示すために、この舞台を選んだ」と語る、圧巻の歴史改変警察小説。 (「BOOK」データベースより)

 

帯も読まずに読書開始、あれー何だこれは。歴史改変警察小説なのか、または「警察小説」変化球編かなぁ。読み終わるまで「違和感」がつきまとってしまいました。消化不良感が残った読書でした。

 

 2020-002