『赤目四十八瀧心中未遂』 車谷長吉 **

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第119回直木賞
読み進めていくと、妙にリアルな尼崎の生活と純文学の作風の違和感が気になった。作者の経験が反映されていたようですね。中だるみで途中は放り投げることも考えたのですが読み終えることができました。感想は芥川賞ではなく直木賞だね、やっぱり。なにかを期待させる大仰なタイトルは、そのままの内容で、さらる何かを期待した自分が悪いのですが。タイトル賞をあげたいな。