『鬼と三日月 山中鹿之介、参る!』 乾緑郎 ***

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尼子家再興を目指す山中鹿之介の前に、お国という謎の少女が現れる。お国は脈がなく心の臓も動かない。鹿之介の少年時代にも瓜二つの少女に会った記憶があるが、すでに十数年も前だ。一方、敵方・毛利家から遣わされた奇怪な忍法を操る鉢屋衆が出現、鹿之介ら尼子残党に襲いかかる。絶体絶命の鹿之介たちを助けたのは風魔の女忍び井筒。井筒は、年を取らぬお国の正体と鉢屋衆の恐るべき目的を語り始めるが…。(「BOOK」データベースより)


タイトルが?ですねえ。歴史SF物ということでしょうか、歴史小説ファンはがっかりするかな。歴史小説もSFも、どちらかというと得意分野ではないのですが乾緑郎さんらしい仕上がりで満足しました。もっと大風呂敷を広げてもいいくらい。

2018-074