長屋暮らしの金杉惣三郎の許に突如、豊後相良藩から使者が到着した。藩主斎木高玖の側室・清香に御法度である“きりしたんばてれん”の疑いがかかり、藩自体が窮地に陥っているという。旧主を救うべく立ち上がる惣三郎に、次々と襲いかかる兇刃の影。さらに、惣三郎極意の寒月霞斬りを超える“一期一殺剣”とは?「密命」初期の傑作、読みやすくなった新装版で登場。 (「BOOK」データベースより)
2019-125
長屋暮らしの金杉惣三郎の許に突如、豊後相良藩から使者が到着した。藩主斎木高玖の側室・清香に御法度である“きりしたんばてれん”の疑いがかかり、藩自体が窮地に陥っているという。旧主を救うべく立ち上がる惣三郎に、次々と襲いかかる兇刃の影。さらに、惣三郎極意の寒月霞斬りを超える“一期一殺剣”とは?「密命」初期の傑作、読みやすくなった新装版で登場。 (「BOOK」データベースより)
2019-125
金杉惣三郎の肩口が存分に斬り下げられ、血飛沫が舞った。惣三郎はお杏の目の前で川に落ち、消息を絶った…。未亡人となったしのは、夫の弔いを済ませ、屋敷を出ることを宣言する。娘のみわが悲鳴を上げた。息子の清之助は両手を握り締め、袴の裾をぐいと掴んだ。母と妹の身を案じる清之助だったが、折りしも遠く鹿島での剣術修行を師匠に薦められ、思い悩む。(「BOOK」データベースより)
2019-123
町絵師の子として育った諒は、京狩野家の絵師・五代目狩野永博の許へ弟子入りをする。諒の才能に惚れこんだ永博は自分の娘・音衣と結婚させ婿養子として迎えた。京狩野家の六代目絵師として邁進していたが、妻との関係が冷めていくうちに、諒を兄と慕う幼馴染みの夜湖といつしか男女の関係になっていた―。一方で、「豊臣家の宝」とも呼ばれ、岩絵具にすると深い群青色を出すといわれた幻の輝石「らぴす瑠璃」が京狩野家に密かに伝えられているという噂を耳にする。「絵師とは何ぞや」。その答えを求め続ける男たちと、様々な思惑の中で苦悩する女たちを描いた、書き下ろし時代小説。 (「BOOK」データベースより)
『縁見屋の娘』よりは「このミス」むきでした。ミステリーではないと思い込んでいたので、意外な展開に翻弄された感じがあり楽しめました。読んでいて『絵金、闇を塗る』木下 昌輝さんと設定が似ているなあと。『縁見屋の娘』以降は「ちょっと?」と思っていたのですが、出版社が変わったのが良かったのかな?しばらくは追っかけ決定です。
2019-122
六万冊の蔵書を誇る豊後相良藩に、切支丹本所持の嫌疑がかけられた。時あたかも五代将軍綱吉が没した直後。新将軍宣下までに大名の粛清を行なうのが幕府の常套手段であった。藩主から密命を帯びた直心影流の達人金杉惣三郎は、江戸に潜入し切支丹本究明に当たるが…。(「BOOK」データベースより)
2019-120