『兇刃―密命・一期一殺〈巻之六〉』佐伯 泰英 **

 

 長屋暮らしの金杉惣三郎の許に突如、豊後相良藩から使者が到着した。藩主斎木高玖の側室・清香に御法度である“きりしたんばてれん”の疑いがかかり、藩自体が窮地に陥っているという。旧主を救うべく立ち上がる惣三郎に、次々と襲いかかる兇刃の影。さらに、惣三郎極意の寒月霞斬りを超える“一期一殺剣”とは?「密命」初期の傑作、読みやすくなった新装版で登場。 (「BOOK」データベースより)

 

2019-125

 

『火頭―密命・紅蓮剣〈巻之五〉』佐伯 泰英 **

 

 享保四年暮れ以来、大店を狙った連続火付が江戸の町を騒がせていた。皆殺しの上、金品が強奪された焼け跡には、“火頭の歌右衛門”の名が残されている以外、手掛かりは全くない。折も折、江戸町火消再編成を指揮する南町奉行大岡越前守をあざ笑うが如く頻発する火付に対し、大岡の懐刀・金杉惣三郎が立ち上がった!火頭の正体は、その真の狙いとは…。 (「BOOK」データベースより)

 

2019-124

『刺客―密命・斬月剣〈巻之四〉』佐伯 泰英 **

 

金杉惣三郎の肩口が存分に斬り下げられ、血飛沫が舞った。惣三郎はお杏の目の前で川に落ち、消息を絶った…。未亡人となったしのは、夫の弔いを済ませ、屋敷を出ることを宣言する。娘のみわが悲鳴を上げた。息子の清之助は両手を握り締め、袴の裾をぐいと掴んだ。母と妹の身を案じる清之助だったが、折りしも遠く鹿島での剣術修行を師匠に薦められ、思い悩む。(「BOOK」データベースより)

 

 2019-123

『群青の闇 薄明の絵師』三好 昌子 ***

 

群青の闇 薄明の絵師 (時代小説文庫)

群青の闇 薄明の絵師 (時代小説文庫)

 

 町絵師の子として育った諒は、京狩野家の絵師・五代目狩野永博の許へ弟子入りをする。諒の才能に惚れこんだ永博は自分の娘・音衣と結婚させ婿養子として迎えた。京狩野家の六代目絵師として邁進していたが、妻との関係が冷めていくうちに、諒を兄と慕う幼馴染みの夜湖といつしか男女の関係になっていた―。一方で、「豊臣家の宝」とも呼ばれ、岩絵具にすると深い群青色を出すといわれた幻の輝石「らぴす瑠璃」が京狩野家に密かに伝えられているという噂を耳にする。「絵師とは何ぞや」。その答えを求め続ける男たちと、様々な思惑の中で苦悩する女たちを描いた、書き下ろし時代小説。 (「BOOK」データベースより)

 

『縁見屋の娘』よりは「このミス」むきでした。ミステリーではないと思い込んでいたので、意外な展開に翻弄された感じがあり楽しめました。読んでいて『絵金、闇を塗る』木下 昌輝さんと設定が似ているなあと。『縁見屋の娘』以降は「ちょっと?」と思っていたのですが、出版社が変わったのが良かったのかな?しばらくは追っかけ決定です。

 

2019-122

『密命〈巻之ニ〉弦月三十二人斬り』佐伯 泰英 **

密命〈巻之ニ〉弦月三十二人斬り (祥伝社文庫)

密命〈巻之ニ〉弦月三十二人斬り (祥伝社文庫)

 

豊後相良藩の江戸下屋敷が、謎の黒装束の一団に襲撃された。正室麻紀の方への攻撃もさることながら、彼女の乳母刀祢への凶刃は首筋を抉っていた。なぜ正室ではなく乳母に止めを?吉宗の八代将軍宣下を翌月に控えての一大事件。やがて藩留守居役の金杉惣三郎は将軍家をも呑み込む恐るべき陰謀に突き当たる。(「BOOK」データベースより) 

 

 

2019-121

 

『密命〈巻之一〉見参!寒月霞斬り』佐伯 泰英 **

密命〈巻之一〉見参!寒月霞斬り (祥伝社文庫)

密命〈巻之一〉見参!寒月霞斬り (祥伝社文庫)

 

 六万冊の蔵書を誇る豊後相良藩に、切支丹本所持の嫌疑がかけられた。時あたかも五代将軍綱吉が没した直後。新将軍宣下までに大名の粛清を行なうのが幕府の常套手段であった。藩主から密命を帯びた直心影流の達人金杉惣三郎は、江戸に潜入し切支丹本究明に当たるが…。(「BOOK」データベースより)

 

 

2019-120

 

『流鶯: 吉原裏同心(二十五) 』佐伯 泰英 ***

 

流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社時代小説文庫)

流鶯: 吉原裏同心(二十五) (光文社時代小説文庫)

 

吉原会所に突然、「裏同心」を希望する女性が現れた。十八歳と若い「女裏同心」に戸惑う吉原裏同心の神守幹次郎と会所の面々。一方、札差の伊勢亀半右衛門が重篤な病に罹り、幹次郎は遺言を託される。遺言には、薄墨太夫にかかわる衝撃の内容が書かれていた―。薄墨太夫、幹次郎、汀女にとって大きな転機となる内容とは何か。シリーズ最大の山場が待つ第二十五弾! (「BOOK」データベースより)

 

再読

 

2019-119